「期限」に頼ってるかな。

賞味期限づくりに指針 卵問題受け厚労、農水両省

疑問に思って調べてみました。意外に知らないものですね。こういうの。

●消費期限・・・食べても大丈夫な期間
●賞味期限・・・美味しく食べられる期間

とこれくらいの知識はあっしも持ってたんですが、これだと理解には不十分みたいですね。
いろんなとこ見て回りましたがここが一番わかりやすいかな。

消費期限って「加工日から約5日以内」とか期限が決まってるんだねえ。だから卵は賞味期限なわけか。いや、卵って「なまもの」でしょ。なのに何故に消費期限でなく賞味期限なんだろう って疑問に思ってしまって。加工品で無い。というのもあるだろうね。よく考えてみると生野菜なんかも賞味期限だったりする。あっしの中では消費期限って「なまもの」に対して付ける表示だと思ってたんだけども、どうやら違うらしい。でも、刺身って消費期限だったりしますよねえ?あれは何でだろ。生の魚を切ることで加工したことになるんかな。んで、5日以内に食さなきゃならんから消費期限?やっぱようわからん。

○加工品で、約5日以内に食さなきゃならん食物 → 消費期限
○加工品でなく、約5日以内に食さなきゃならん食物 → 消費期限?
○加工品だが、そんなには急いで食さなくても良い食物 → 賞味期限
○加工品でなく、そんなには急いで食さなくても良い食物 → 賞味期限?


みたいな感じになるんかな。なんか変なの。賞味期限表示の牛乳とかって加工品なんだよね。成分調整とかの部分で加工ってことなんだろうけれども。無調整だと消費期限になるんかな。長持ちしないと思うし。今回の「食品期限表示の設定のためのガイドライン」の素案とやら。記事から察するにやっぱり卵は賞味期限っぽいねえ。・・・消費期限表示のが良いと思うのだけど。卵だけでなく「なまもの」全般。賞味期限って非常に曖昧だと思う。賞味期限経過後、何時ぐらいまで食せるかわからんから、そのせいで食物を無駄に捨ててしまっている方って結構いると思う。「なまもの」だと表示が「賞味期限」だとしても、どうしても気になってしまうし。でも、この表示が「消費期限」だったら、「賞味期限」の期間が経過してるとしても、わからんから、かまわず食すると思う。ちなみにこういう表示(期間)ってのは食品の製造又は加工を行う業者が設定するらしい。「消費期限」を表示するってのは「賞味期限」の表示に比べてより責任が重くなるんすかねえ。

■表示されている賞味期限内に食べきったが腹を壊した。
■表示されている賞味期限を1日越えて食したら腹を壊した。
■表示されている消費期限内に食べきったが腹を壊した。
■表示されている消費期限を1日越えて食したら腹を壊した。

それぞれ 責任の所在は何処にあるんでしょうか。なんだかんだ言っても、どれもメーカー(製造・加工者)側の責任にはできないのだろうね。保存状況どうの とか言われたら証明できないだろうし。自宅での保存、管理に問題なくても、食物を購入した販売店の保存管理はわからんだろうし。

・・・こういう表示の誤りを指摘して責任転嫁するのはおかしいんだろうか。まあ、おかしいんだろうとは思うっすけど。最終的には自分で判断して、食するわけですから。でも、味も匂いもおかしくないのに腐ってる場合とか。こういうのまで食した人間の責任にされるのはちょっと納得行かない。乾燥菓子とかだとこういうのありそうだし。まあ、食することすら責任転嫁しようとしてるあっしのような駄目大人の方が多分に問題有りなんでしょうが。こういう期限表示って誰の為にあるんだろうか。

消費者の為? それともメーカー(製造・加工者)側の責任逃れ? こんな風に2択で考えるのは間違えなんだろうね。きっと。あっしらはただの目安として捉えなきゃいかんのでしょう。この表示に何かを期待するのは間違いなんかな。だったら「飽く迄、目安です」とか付記しといてくれれば良いのに。まあ、してあるものも中にはあるけれどもね。でも、食することの責任を最終的に消費者に求めるのであれば「期限」って言葉(文字)は不適当だと思う。なんかね。こういう場合「期限」という言葉が使われているとそれに頼ってしまって、自身で判断することをしなくなるような気がする。

仕事の納品とかの「期限」の場合だと、期限内に問題なく納品できれば通常、報酬は保障されますし。そういうのが頭の中にあると、「期限内」なのに保障(保証)されないのは納得が行かないのかも知れない。だから、メーカー側の責任を問いただしたくなるんだろうね。「期限」という言葉に対して「期限を遵守した時の保障(証)」まで求めてしまってるんかな。そう感じる。ちなみに食物の場合、「賞味期間」みたいに「期間」と表示することもあるけれども、既に頭の中で「賞味期間」と「賞味期限」をイコールで結び付けてると「期限」と同様の意味にしか取れないのであまり意味が無いと思ってます。だから、食品表示に期間や期限を表示するのであれば、いっそのこと「目安」と記載して表示して欲しい。

何故に「目安」が望ましいのかと言うと、「目安」という言葉が「曖昧」な意味合いを持ってるから。「期限」や「期間」みたいに「決定」している場合、それに頼ってしまうかも知れんけれども、「目安」みたいに「曖昧」な言葉の場合、最終的には自身で判断しなきゃならんことが理解できるから、「期限」や「期間」とかと違い、言葉に頼ることは無くなるんじゃなかろうかと。

「食品期限表示の設定のためのガイドライン」を設けるのであれば、こういうのもちょっとは考えて欲しい。ケースに応じてメーカー側に責任転嫁できるのかできないのか とか。メーカー側が責任を負わないのなら、表示の変更をあっしは望みます。市場を守る為だけのガイドライン なんぞあっしはいりません。

追記:
実際には製品不良の場合、メーカーが保証してくれることのが多いです。特にお菓子。知り合いで何度となく、返品してる輩を知ってます。きちんと対応してくれてるそうです。ただ、生鮮食料品の場合、そうはいかないのだろうねえ。
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by zetumu | 2005-02-03 13:58 | 一言いろいろ
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